0歳からの性教育〜幼児編〜

子どもたちと園生活

こんにちは!るちです!

今回は、“0歳からの性教育〜幼児編〜”

3〜5歳の幼児期への性教育は、なにを目標にして、どうやって実践していったらいいのか、具体的にお話ししていこうと思います!

こんな悩みのある方におすすめです!!!

💭体についてどこまで伝えたらいいの?

💭子どもがプライベートゾーンの名前を覚えて面白がって言うようになった。なんて返したらいい?

💭プライベートゾーンを教えることで悪影響があるのでは?

💭自分の体が気になり始めたみたい…なんて伝えよう。

幼児期になり言葉の理解力も上がると、乳児期とは少し違った悩みがでてくると思います。

具体例もいれながら、分かりやすくお話ししていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

まずはおさらいからはじめますので、前の投稿を読んでいただいている方は、目次から飛んでくださいね!

はじめに

包括的性教育とは

近年、推奨されている「包括的性教育」についてざっとおさらいしていきます!

↓詳しくはこちらの記事に書いていますので、合わせてご覧ください!

本当に必要?はやすぎる?“0歳からの性教育”

「包括的性教育」とは

💡体のことだけでなく、こころ、社会、文化といった側面から「性」をとらえ、年齢や発達段階に応じて継続的に学びます。

💡人権尊重を基盤とし、ジェンダー平等や性の多様性、自己肯定感、自己決定能力などを含む、「性」のあらゆる側面を包括的に学ぶ教育です。

乳幼児期(0〜5歳)の目標

乳幼児期の性教育の目標は3つあります というお話を乳児編でさせていただきました!

乳幼児期の目標

◆自分の心と体を大切にする

◆自己決定する力を育む

◆心地よいふれあい、いやだというふれあいの区別ができる

目標の詳しい解説はこちらをご覧ください!

0歳からの性教育 〜乳児編〜

3〜5歳で育みたい性教育

からだっていいな

まずは、自分のからだに対して、

「からだっていいな」

「自分のからだは、すばらしいものだ」

「生まれてきただけですごい!」

こんなふうに思えることを目標とします。

自分のからだを大切にできることで、自分以外の人たちのことも大切に思える感覚を育んでいきます。

これは、乳児期での性教育でお話しした

「自分の体が周りの大人から大切にされている」「自分のものは自分のものとして認識ができる」

という感覚を育むことから繋がってます。

自分は自分でいい

つぎに、自由に自分の気持ちを表現でき、「自分は自分でいいんだ」と思える感覚を育むことを目標とします。

これは、自己肯定感を高くもち、自分も友達も愛せる人間になることを目指します。

「自分の気持ちを我慢せずに表現していいんだ」と思えるように、自分の言葉と感情を一致させることができる経験を積み重ねていくことが重要になってきます。

そのためには、子どもの行動をしっかり観察し、子どものしていることの意味を見つける視点が大切になってきます。

子どもがやっていることで、大人からみると「何してるの!」と思うことでも、そこには子どもなりの意味があるかもしれない、とぐっと堪えて観察してみてください。

子どもは自分の気持ちを自由に表現し、その気持ちを受け止めてくれる・きちんと聞いてくれる大人がいることで安心感を感じられます。

この安心感が「自分は自分でいいんだ」と思える感覚を育むことに繋がります。

大人が子どもにできること

NO!の主張

幼児期で、力を入れて取り組んでいきたいことの一つとして、NOの主張があります。

体を触られてイヤな気持ちになったら

✔️「いやだ」と言う

✔️逃げる

✔️安心できる大人に話す

これらの“NOの主張”ができるようになることを目指します。

自分が「イヤだ」と思ったら、我慢しないで言っていいんだよ、逃げていいんだよ、それを伝えていくことが大切です。

乳児期では「自分の体は大切にされている」という感覚を身につけられるように、触る前に一声かける習慣が大切 というお話をしました。

日常の中で自分の体が大切にされている関わりが当たり前にあることで

確認をされずに急に体を触られることに対して「イヤだ」「気持ちが悪い」という体からの感覚を察知することができるようになります。

このように、乳児期からの大人の関わりが、幼児期での価値観の基盤になってきます。

これは、将来、性犯罪から子どもを守ることにもつながるため、身につけられるように幼児期から伝えていくことが重要です。

言葉遣いの配慮

“言葉遣いの配慮”とは、言い換えると否定的な言葉を子どもたちに使わないことです。

保育で、この話はよく出てくるのですが、今回は性教育に限定して例をあげると、

家の中で子どもがプライベートゾーンを出していたときに、

「恥ずかしいから隠して!」

「そんな格好していたら恥ずかしいよ!」

子どもがお股を触っていたときに、

「汚いからそんなところ触らないで!」

「触っちゃだめだよ」

とついつい声をかけていませんか?この言葉は性に対する嫌悪感・偏見が大人の中にあるがゆえに出てくる言葉です。

子どもが生まれつきプライベートゾーンに対して、恥ずかしい場所・汚い場所という認識を持っているわけではありません。

もし子どもが、そう思うのであれば、それは周りの大人の言葉から学んだことになります。

では、そもそもプライベートゾーンは恥ずかしい/汚い場所 でしょうか?

ここまで「からだってすばらしいものなんだ」ということを子どもたちに伝えていきましょう!というお話しをしてきました。

「からだはすばらしい!」と子どもたちが思えるように大人が伝えていくべきことは

プライベートゾーンは「恥ずかしい」ではなく、「大切な場所だよ」「大切に守ろうね」ということです。

まず、「恥ずかしい」をやめましょう!!!

これが、否定的な言葉ではなく肯定的な言葉で子どもたちに伝えていく

“言葉遣いの配慮”になります。

だめだめ教育はしない!でもルールは大事!

すばらしい自分のからだ。自分の許可なく他の人に触らせてはいけません。

特にプライベートゾーンは、人に見せたり触らせちゃいけないパーツです!

では、自分自身はどうでしょうか。

結論は、

自分のからだに自分で触っちゃダメなところはありません!

自分であればどこを触っても大丈夫です!

幼児期は、自分や他の子のからだへの興味がでてくる時期です。

興味からプライベートゾーンを触る(G行為)がみられる場合もあります。

最初見かけた時はびっくりするかもしれません。

しかしこのG行為は性欲からくるものではなく、自然な成長のあらわれである

このことを大前提として知っておいてほしいです。

ではなぜ、G行為をする子がいるのか?

理由はいろいろあるといわれていますが、

・触ることで安心する

・ちょうど手を伸ばした場所にあるから

・自分のからだが気になりはじめたから

など、その子によって理由は異なります。

そして大事なのは、G行為を見かけた時、大人はどうしたらいいのか。ということです。

「そんなところ触らないの!」「触ったらだめだよ!」このように行為そのものを悪いと否定するのではなく、TPOの問題として捉えることが必要です。

自分であれば自分のからだのどこを触ってもいいよ。だけど、ルールはあるから教えるね。と伝えていきます。

ここでの声かけのポイントは

言葉の最初に特に大切なところだからをつけることです。

特に大切なところだから、人前では触らないようにしようね。」

特に大切なところだから、ばい菌が入ると大変だよ、綺麗な手で触るようにしようね。」

先ほどの“言葉の配慮”と繋がってきますが、肯定的な言葉で伝えていくことがポイントです。

大人が恥ずかしい・汚いとで子どもに伝えていると、自然とその子も同じ価値観を持つようになります。

大人の価値観が子どもの価値観になる

このことを意識して声かけをしていくことが、将来、自分で生きていく力を身につけた大人へ成長することに繋がります。

まとめ

今回は幼児期の性教育についてお話ししてきました。

幼児期の性教育の目標は

◆からだっていいな

◆自分は自分でいい

この感覚を育むことです。

子どもへの声かけや関わり方を変えるためには、じっくり関わる必要があります。

そしてそれには根気と時間が必要ですよね…

こういう風に関わった方がいいのはわかってる。でもなかなか毎日は難しい…

そんなママたちも多いのではないでしょうか。

今、わたしが話してきたことを、よし!じゃあ明日から頑張って子どもとの関わり方変えてみよう!と意気込んでくれたら、その気持ちは嬉しいですが

急に変化を取り入れると誰でも疲れてしまいます。

なので、まずは1日5分だけ、子どもとしっかりじっくり関わる時間を作ってみる。1日1回だけいつもと言葉遣いを変えてみる。

そんな風に少しずつ日常に取り入れていけたらバッチリだと思います。

無理せずにいきましょう!

以上、るちでした。

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