こんにちは!るちです!
今回は、“0歳からの性教育〜乳児編〜”
0〜2歳の乳児期の子どもへの性教育についてお話ししていきます!
💭0歳への性教育ってどんなことをするの?
💭具体的にはなにをしたらいいの?
💭小さい子どもたちには難しそう…
こんな気持ちのママやパパにはぜひ見ていただきたいです!
ママやパパだけでなく、おじいちゃん、おばあちゃん、保育士など、子どもに関わる大人にとって必見の内容になるので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
はじめに
包括的性教育とは
近年、推奨されている「包括的性教育」についてざっとおさらいしていきます!
↓詳しくはこちらの記事に書いていますので、合わせてご覧ください!
「包括的性教育」とは
UNESCO(国際連合教育化学文化機関)が提唱する“国際セクシュアリティ教育ガイダンス”に沿った、国際基準の教育です。
💡体のことだけでなく、こころ、社会、文化といった側面から「性」をとらえ、年齢や発達段階に応じて継続的に学びます。
💡人権尊重を基盤とし、ジェンダー平等や性の多様性、自己肯定感、自己決定能力などを含む、「性」のあらゆる側面を包括的に学ぶ教育です。
この、“継続的に” “包括的に” がポイントです!
0歳からでも伝えられることはたくさんあります。
0歳から継続的に学ぶことが、幼児期での人格形成にも繋がり、将来、自分で生きる力を持った大人へ成長することを叶えます!
乳幼児期(0〜5歳)の目標
乳幼児期に育みたい子どもの姿として
3つの目標があります。
◆自分の心と体を大切にする
◆自己決定する力を育む
◆心地よいふれあい、いやだというふれあいの区別ができる
これらを、大人との関わりの中で育んでいきます!
目標だけだと少しわかりにくいので、補足して説明します!
◆自分の心と体を大切にする
これは、「自分の体は素敵なものだ」と自分自身が感じられること。
自分の体は自分のもの。自分の心も自分のもの。
他の誰のものでもない唯一無二の存在で、大切な存在であると感じられるような関わりが大切になってきます。
◆自己決定する力を育む
これは、自分の気持ちを自由に相手に伝えられることができる こと。
周囲の意見、親の顔色などを察しすぎて、自分の本当の気持ちを抑えこんでしまわないように、
自由に自分を表現できること。
「言葉と感情の一致」ができる子どもを育みます。
そのためには
自分の意見をしっかり聞いてくれる、受け止めてくれる、と感じ、安心して自分を曝け出せる大人の存在が重要です。
◆心地よいふれあい、いやだというふれあいの区別ができる
これは「体を触られること≠好意」の感覚を身につけられることです。
え、当たり前じゃん、知らない人に勝手に触られたら怖いんだけど。
と思う大人はたくさんいると思います。
ただ、この感覚、勝手に身に付くものではありません。知らない人に触られてもとっさに拒否ができず、自分が性被害にあっていたことにすら気づかなかった、という子どもの話も時々耳にします…

最近は変な大人もいますしね。
まったくもう。
と、わたしのぼやきは置いといて、
💖自分の身を守るために大切な感覚になるので、しっかり子どもたちに伝えていきましょう!
最初の目標の「自分の体は自分のもの」というところにも繋がってきますが、
普段の生活の中で、自分の体は自分のもの!という認識がないと、許可なく急に触られたとき、いやだ!とすぐに言えないのです…
日々の関わりの中で、この認識を育むことができるような関わりが大切です!
具体的になにをしたらいいのか、これからお話ししていきます!
0〜2歳で育みたい性教育
自分のからだは自分のもの
何度も出てきますが、この、自分のからだは自分のもの
という認識を身につけられることが、0〜2歳での性教育の第一の目標です!
まずは、自分のものである!という認識をもち、大切にできるところから始めます。

子どもでも自分の体ってことくらいわかるんじゃないかな??
こう思う方もいると思います。
少し余談になりますが、ある研修での話で、
小さい子どもに「自分の体って誰のもの?」と質問をしました。子どもはなんて答えるでしょう?という問いかけがありました。
答えはなんと「ママの!」という答えが返ってきたそうです。
私はそれを聞いて、なるほど!と思いました。わたしは助産師をしていたので、赤ちゃんがママと一心同体である場面はたくさん見てきました。おへそを切ったとしても、ずっと一緒だったのだから自分の体はママのもの!という考えが出てきてもおかしくないか と思いました。
可愛い答えですが、そのままではちょっと困ってしまいます…
少し子どもの目線から考えてみると、、
子どもは、自分1人でトイレへ行けますか?着替えができますか?食事は片付けまで完璧にできますか?
答えはNO!です。全て完璧にできたらびっくりしてしまいます…
必ずどこかで大人の手助けが必要になります。
逆に、大人目線で考えてみると、
子どもだけではできないからやってあげないと!という気持ちになります。
すると、大人主導になっていることはありませんか?
大人主導になると、
「ママがおむつ替えるよ〜」「ママがお着替え手伝うね〜」「ママがご飯片付けるよ〜」と、大人が主語になります。
こうなると、子どもたちは 自分のことだ という実感があまり湧かないのです。
大人が手助けすることがダメなのではなく、ちょっとした声掛けの仕方で変わります✨
💡ポイントは
声かけの登場人物は大人ではなく、“子ども”にすること!です!
他者との境界線はシャボン玉!?
次は、他者との境界線についてです。パーソナルスペースとも言われます。
イメージは、自分の周りをシャボン玉が包んでいるような感じです。
このシャボン玉が他者との境界線です。急に触ったり、乱暴に触ると割れてしまう繊細なものです。
誰もがこのシャボン玉を持っていることを知り、関わり合うことで、他者と自分の境界線を築いていくことができます。
これができると
安心できる環境で、自分の感性や態度を自由に表現することができるようになると言われています。
つまり「言葉と感情の一致」です。
最初にお話しした乳幼児期の目標の2つ目「自己決定する力を育む」ことに繋がります。
日常の中での性教育
だれのオムツ?
では、具体的に何をしたらいいのか、についてお話ししていきます!
最初に、子どもへの声かけについてです。
先ほど例であげた大人主導の声かけ、登場人物を“子ども”に言い換えると
「ママがおむつ替えるよ〜」
⇨「○○ちゃん/くん のオムツ変えるね!」
「ママがお着替え手伝うね〜」
⇨「○○ちゃん/くん のお着替えしようね」
「ママがご飯片付けるよ〜」
⇨「○○ちゃん/くん はごちそうさまかな?○○ちゃん/くんの食器片付けていい?」
こんな感じになるかなと思います。
ちょっとした違いですが、これで子どもがメインの声かけになります。
このように、子どもが登場人物となり、名前を呼ばれることで、自分のことだとわかりやすい声かけが、自分の体は自分のもの!という認識を自然と育むことになります。
触れる時にはひとこえを
続いては、《子どもの体に触れる時には必ず声をかけてから触れること》 です。
例えば、
✔️子どもを抱っこするとき
✔️子どもの体や顔を触るとき
✔️着替えの時やオムツ交換のとき
子どもに触れる前に必ず“ひとこえ”かけていますか?
例えば、
移動する時にひょいっと抱きかかえてしまいそうになりますが、抱っこする前に一声、「抱っこしていい?」
可愛いほっぺをツンツンしたくなりますが、触る前に一声、「お顔触ってもいい?」
着替えの時や、オムツ交換の時に、一声、「ズボン下げていい?オムツみてもいい?」
日常のちょっとしたことですが、《自分の体を触られる前に確認してもらえる》
この体験を積み重ねていくことで
◆自己決定する力
◆心地よいふれあい、いやだというふれあいの区別
これらを育むことができます!
“特別なこと” はしなくていい
性教育と聞くと、なにか特別な教育をしていかなくてはいけないのでは、という気持ちになるママは多いと思います。
いま、乳幼児期の子どもへの性教育では、“特別なこと”はしなくても大丈夫です!!
日常の中に溢れているちょっとした大人の声かけひとつが、その子の生きる力を育む「生」教育に繋がります。
なので、私たち大人がほんのちょっとだけでも、子どもへの言葉遣いや触れ合い方を意識していけたらいいのかなと思います。
まとめ
今回は、乳児期(0〜2歳)の子どもたちへの性教育について具体的にお話ししてきました。
乳幼児期での目標は3つです!
◆自分の心と体を大切にする
◆自己決定する力を育む
◆心地よいふれあい、いやだというふれあいの区別ができる
日常の中での大人のちょっとした声かけが、性教育になり、子どもたちが自分の力で生きていく力を身につけることに繋がります!
この記事を読んだ方達が
「なんだ、これも性教育に繋がるんだ」
「これならできるかもしれない!」
そんな風に思ってもらえるといいなと思います。
お仕事や家事で目まぐるしい毎日で、余裕がないよ〜というママたちに、ちょっと役立つ情報を発信していきたいと思いますので、これってどうなの?という質問があればお気軽にお問い合わせください(^^)
以上、るちでした。

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