働くママたちに優しい世界へ!保育園に起きている変化と、看護師の葛藤

働くママたちに優しい世界へ

こんにちは!るちです。

子どもの体調はコロコロ変わりますよね。

元気になったと思って保育園に行ったのに、また熱がでて保育園から電話がかかってきたり、

保育園でお熱の連絡がきて迎えに行ったら、家ではとっても元気だったり、、

「なんでなの!」って感じてしまうようなシチュエーションも多いと思います。

熱があるので早く迎えにきてください!

ママたち
ママたち

わかっているけれど、仕事が、、、頑張るけどすぐには難しい、、、

こんなやりとりをしたことがあるママは多いのではないでしょうか。

今回は「働くママたちに優しい世界へ!」をテーマに、最近の保育園の変化と看護師目線で感じたことをお話ししていきます。

子どもがよく風邪をひく理由

まだ免疫機能が未熟

まずは

子どもたちが、風邪をよくひいたり、熱が上がったり下がったりする理由として、免疫機能の未熟さがあります。

特に小さい子だと、生後6ヶ月以降に風邪をひくことが増えてきます。

その理由としては、お腹の中でママからもらっていた免疫が減り、自分自身で免疫力を上げて行く段階にあるからです。

ママからの免疫が減ってきている中で、自分で作り始めた免疫もまだ少ない状況のため、風邪などの感染症にかかりやすくなります。

友達との距離が近い

保育園で集団生活をする子どもたちは、たくさん触れ合って遊んでいます。

乳児は、移動するときに床を這う、手に持ったものを口に入れることが多い、くしゃみや咳をする時のエチケットができない、友達同士近い距離で遊ぶ、ということからお互いに感染するリスクが高くなります。

幼児であっても、やはり友達同士の距離は近いため、どうしても感染症にかかりやすくなります。

保育園はママの味方

「すぐにお迎えにいけない」その気持ち、わかっています

保育園から急な電話がくると、「もしかしてお迎えかな」と思いますよね。

お仕事していると、「今日はもう少し仕事進めたかった。」「今日はこの後会議があって帰れない。」など、時間の調整が大変なことも多いと思います。

電話が来て「お迎えにきてください!」って言われると、すぐに行かないと!と気持ちが焦りますよね。

でも、大丈夫です。ママたちがお仕事を頑張っていて、調整も頑張ってしてくれていること、わかっています。

もし、お迎えにすぐに行けなくて罪悪感を感じているママがいたら、安心してほしい。

保育園はママたちの味方です!

保育園の保護者支援

保育園の登園基準

保育園では、子ども家庭庁から出されている「保育所における感染症対策ガイドライン」をもとに、登園基準を決めていることが多いです。

その中に「登園を控えるのが望ましい場合」という記載があります。

発熱のところを抜粋すると、

○ 24時間以内に38°C以上の熱が出た場合や、又は解熱剤を使用している場合。

○ 朝から37.5°Cを超えた熱があることに加えて、元気がなく機嫌が悪い、食欲がなく朝 食・水分が摂れていないなど全身状態が不良である場合。

引用:子ども家庭庁 保育所における感染症対策ガイドラインhttps://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f4120118-a862-4b8f-9fcb-4724ce2ca08b/bbdb7425/20231122_policies_hoiku_kansensho-guideline_21.pdf

・熱が37.5度以上に出たら、すぐに保護者に連絡⇨すぐにお迎え対応

・登園時に体温を測って37.5度あったら「お預かりできません。」

と、よく保育園で言われる体温37.5度以上というのは、ここから出てきます。

ただ、ここで注目してほしいのは、判断するポイントは体温のみではない、というところです。

食欲はあるか、元気があるか、など その子の状態をみて判断してねって書いてあるのですが

保育園によっては、体温で一発アウトになってしまう なんてこともよく聞きます。

最近の保育園の変化

少し前までは、発熱したらすぐにお迎え、登園時の体温も基準が厳しめ、ということは多かったみたいです。

しかし、最近は保育園のあり方も変わってきています。

✔️女性就業率の上昇

✔️共働き世帯の増加

✔️多様な家庭環境

これらに伴って、今の保育園では保護者支援がとっても重視されています!

わたしの働く園では、

「前日に38度以上の発熱があったけれど、今日は下がっている。本調子ではないけれど今日仕事を休むのは難しい。」

この場合、お預かりします。ただし、病み上がりで体力が回復しきっていない状況のため、なにかあったときにすぐに連絡が取れるようお願いしています。

「登園後に37.5〜37.8度くらいの体温だったけれど、食欲も元気もある。」

この場合は、保護者に今の状況の報告はしますが、すぐにお迎えを!という言い方はしません。一旦様子を見て、もし、熱が上がったり、元気がなくなるなど変化があったらまた連絡することを伝えます。

しかし、子どもたちの安全は守る必要はあるため

*こまめに体温測定

*注意して観察

*保育士さんの配置を増やせるように調整してもらう

などの配慮は徹底していきます。

このように、保護者や家庭の状況に合わせた柔軟な対応が今の保育園には求められており、変わってきています。

看護師の葛藤

感染症対策どうしよう

わたしが保育園で働き始めてすぐのときは、

正直、発熱などのあきらかな症状がある子をなんですぐに帰さないんだろう。園内で感染症が広がったらどうしよう…

登園している他の元気な子が感染するリスクが高くなるのでは。ともやもやしていました。

でも実際に保育園で働く中で、仕事をしながら育児をしているママたちの大変さを目の当たりにし、「保育園がそんなママたちのサポーターになれるといいな」と思うようになりました。

ただ、看護師として、園内の衛生は守っていく義務はあるため、消毒の徹底や、症状のある子の遊び方については、考えて意見していく必要があります。

保護者支援のために、なるべく寄り添った判断をしつつも、園内の衛生面、子どもたちの安全は守られている、という環境にするために、日々葛藤しています。

保育園以外もあるけれど…

もちろん保育園以外にも、病児保育や病後児保育、ベビーシッターなど、サポートしてくれるサービスはあります。

「急に仕事を休めない…」そんな日に頼れる病児保育という選択

「もう元気そうだけど…」そんな時に知ってほしい病後時保育のこと

これらのサービスもうまく使うことで、ママたちの負担は減らすことができると思います。

でもママたちや子どもたちにとって、いつも通っている保育園が一番安心できる場所なのではないでしょうか。

保育園でも、体調面も考えた子ども1人1人に合わせた対応がもっとできるようになるといいな。と思っています。

そのためには、保育士さんの人数や、看護師の配置、場所の問題など、解決しなくてはいけない問題はたくさんありますが…

保育園と保護者の力を合わせて

保育園だから。家庭のことだから。と区別するのではなく

お互いに信頼関係を築いて、安心できる、少しでもママたちの心の拠り所になるような、

一番の育児サポーターであれるような、そんな存在でいたいと思って働いています。

育児は孤独であってはいけません!みんなで子どもたちを育てていきましょう!

まとめ

働くママたちにとってもっと優しい世界に

保育園のあり方も変化してきており、ママたちが働きながら育児できるような環境は少しずつ豊かになってきているのではないか、と思います。

でもまだまだ足りない!もっとママたちが、「なにかあっても大丈夫だ、誰かが絶対助けてくれる」 と安心できるような世界になっていけたらいいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上、るちでした。

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